今、読んでおきたい熱い展開の異世界召喚小説「勇者召喚されたけど自分だけがハズレ勇者で魔法もスキルもないハードモードだった」の魅力
思わず、ツッコミ入れたくなります。あなたはいくつ見つけられますか?
「 勇者召喚されたけど自分だけがハズレ勇者で魔法もスキルもないハードモードだった」とは?
小説家になろうでアファー先生が書いた作品です。
書籍化もされたが、売れ行きが良くなく打ち切りしてしまった。
しかし打ち切り後も、更新をし続けて完結しました。
現在は続編とアフターストーリーを更新中です。
非常に長い作品で、読むのは根気が必要です。
作品が長いからこそ生きる、見事な伏線回収が魅力の1つです。
https://ncode.syosetu.com/n2422cx/
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小説家になろうのリンクです。
ストーリー
異世界に魔王討伐の為に勇者として召喚された21名。
だが、陣内だけがハズレ勇者で魔法もスキルも無いハードモードだった!
他の勇者達からは見下され、召喚した異世界人からは冷遇され、半ば追放といった形で城から放り出される陣内。
異世界で生きて行く為には異世界の知識が必要、それを彼は奴隷を買う事で補う。
買った奴隷少女ラティの助けによりギリギリ冒険者として生きていくが、ちょっかいを掛けてくる他の20人の勇者達。そんな逆境を撥ね除け、世界の謎を追いながら魔王に挑む物語。
なろう系によくある、タイトルを見ればだいたいの概要は分かる作品。
けど、タイトルには騙されないでください。
主なキャラ達
陣内 陽一(ジンナイ ヨウイチ)
本作の主人公。
適正武器は、木剣と槍。
そう木剣である。木でできた剣だ。このことが重要な伏線になる。
能力が低く必殺技もないながらも、必死に闘う姿に心惹かれていく人は数知れず、、、
ラティ
本作のヒロイン。奴隷商で陣内に買われる。
この世界で忌避され差別の対象の狼人でありながらも、凛とした美貌がゆえに人目を惹く。とあることがキッカケで、人目を避けるためにフードをかぶって過ごすようになる。
戦闘スタイルは、素早い動きで敵を陽動する。
博識で鑑定を使えて、陣内にとって欠かすことが出来ないパートナーとなっていく。
サリオ
本作のマスコット的キャラ。
エルフの里にも人間界にも居場所がないハーフエルフで保護者から追い出された。でも陣内は保護者になれなかったので、サリオは陣内の奴隷として過ごすことに、、、
高火力の魔法使いだが、回復魔法が使えない。
いつもおしゃべりで余計な一言を言いがち、でもそんな賑やかな性格のおかげでどんな状況でも安心感を与えてくれる存在。
モブみたいな薄いキャラはいないです。ちゃんと1人1人が創り込まれています。
旅の途中で出会う人、別れる人、、、悪い人かと思いきやいい人だったり、その逆も!決めつけは良くないですよ!
見所キーワード
馬鹿が無茶をする
度々出てくるこのワードです。
無謀と紙一重な言葉かもしれないが、それがカッコイイのです。
閑話休題
場面切り替えの時に出てくるワードのなのですが、毎回ルビが振ってあります。そのルビに笑わせてもらってます。
そう来たかと、ちょっとした楽しみです。
見事過ぎる伏線回収
伏線回収までがかなり長いのですが、明かされたときの達成感というか気持ち良さは「やられた」の一言に尽きます。
書籍化が途中までしかされてないので体感ですが、全12巻で5巻で重要な伏線が回収される感じです。
そこに辿り着くまでの旅路が過酷で良くやったねって、褒めてあげたいぐらい過酷です。
そんな感じでかなり間が開いてからの伏線回収が多数あります。伏線管理はかなり大変だったと思います。作者・アファー先生を尊敬いたします。
最後に
日本文化(かなり偏ったサブカル)で、形成された中世ヨーロッパみたいな異世界が舞台のファンタジー小説です。この手の小説で珍しい主人公の陣内は、1人の女の子だけを愛しています。これはこれで、陣内がカッコイイと思ってしまう理由でしょうね。
かなり長い小説なので、覚悟をしてください。
小説のリンクです。
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